片づけでおうち育 分ける力
片づけは、まさに生きた「教材」
前回のブログでは、
片づけには、幼児教室で取り組んでいる「課題」がつまっている!
という私の発見についてお話ししました。
それじゃあ、
片づけのどんなところに、
どんな「課題」がつまってる?
片づけが、おうちでできる知育「おうち育」だという理由を分かりやすくお伝えするために、お片づけアカデミーでは、その「課題」を3つに分けてみることにしました。
分ける
数える
収める
ごく普通の、
誰でも生活の中でできる「片づけ」は、この3つの力を育む、まさに生きた「教材」です。
では、
片づけで育む、この3つの力について、お話ししようと思います。
まず、
分ける力について。
片づけにおいて「分ける」は必須の作業です。
出してから仕分け。
このプロセスは欠かせません。
この「分ける」作業は、
大人でも、嫌い、苦手、考えただけで疲れる…
という方が多いのではないでしょうか?
実は、「分ける」は頭脳労働。
とっても頭を使います。
「分ける」は、
モノとモノとの間に共通項を見つける行為なので、そもそもモノがどんな性質、特徴を持っているのか分からなければ、「分ける」ことはできませんよね。
幼児教室では、「分ける」は重要なテーマとして繰り返し登場します。
知育教室でも、
お受験教室でも、
同じ仲間でグルーピングしたり、
仲間外れを探したり。
「分ける」は、
幼児教育では必須の項目なんです。
「分ける」ためにはモノやコトについて理解していることが前提ですが、「分ける」ことでその理解はさらに深まっていきます。
例えば、えんぴつ、はさみ、のりは文房具。
でも、
「これは、何をするためのモノ?」とさらに考えてみると、
えんぴつ、クレヨンは書く道具
はさみ、カッターは切る道具
のり、セロハンテープは貼る道具
より細かく分けることができますね。
「分ける」ことで、
モノや言葉についての理解が深まるわけです。
しかも「片づけ」は、
実物を実際に分ける!という、体験的学び(これぞアクティブラーンニング)でありながら、その時々にふさわしい分け方を考える、というステップアップ編まで続いていきます!
片づけって
すごくないですか?
だから、片づけは、
おうちでできる知育「おうち育」なんです。
片づけでおうち育〜分ける力を育もう〜では、
子どもと大人の学び方の違いを実感してもらうためのワークをご用意しています。
キッチンアイテムを、「文字カードだけで分ける」というワーク。
文字や言葉だけで考える難しさを実感していただくためのワークです。
「そんなん、片づけの役には立たへん!」とお思いの方のために、キッチンアイテムの片づけ、ワンポインアドバイスも用意していますよ。
当日の内容は、下のリンクからご覧いただけます。
ぜひお待ちしています!
次回は、「片づけで育む 数える力」についてお話します。
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