片づけは「ことば」の世界をひろげる

こんにちは
片づけでおうち育
お片づけアカデミーです。

先日、本屋さんでふと気になって
こちらの本を手に取りました。





本文より抜粋
<なまえ>
前略

かずこがかっている  くろ。

いぬ

どうぶつ



ことばは  また
ひとや  ものを
ひとまとめにして
かんがえるのに
やくだつ。


じぶんの  かぞくの
なまえを  いってごらん。
じぶんの  すんでいる  ところの
なまえを  いってごらん。

きょうしつの  なかにある  ものの
なまえをいってごらん。
きょうしつの  そとにある  ものの
なまえをいってごらん。

福音館書店
「にほんご」より



谷川 俊太郎さんのあとがきには、

2「読み」「書く」ことよりも、「話す」「聞く」ことを、先行させています。「読み書き」を先行させるとき、就学年齢の子どもたちの言語能力は、白紙状態であると考えがちですが、現実には文字を読めず、書けぬ子どもたちも、すでに複雑な言語経験を血肉化させています。言語の基本である「話し・聞く」行為を重視するとき、未整理なままの、あるいはすでに偏見にとらえられている子どもたちの言語世界に、ひとつの秩序を発見させ、ことばとは何かを自覚させることが必要になってくるでしょう。


とあります。



まだ、読んだり書いたりできない
幼い子どもにとっての「片づけ」は、
ものの名前を覚えたり、分けたりしながら、
『複雑な言語経験を血肉化』させる動作
ではないでしょうか?


1979年に書かれた本ですが、
今読んでも、いえ、今だからこそ、
心に響く1冊です!

よかったら、読んでみてくださいね!



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